2018年11月30日

シャフトの可能性

前々回にシャフトの比較記事のお話しをしたら、色々なところで反響が多く驚きました 本当に難しいんですよってお話だったんですが、今回のそのシャフトの可能性についてお話します。


まず僕の考えでは球質の根本的な部分はヘッドの影響の方がかなり大きいと思っています。ただこのヘッドに関しては皆さんご存知の通りR&Aの規制があります。もちろん規格外のヘッドは置いておいて、規格内のヘッドの場合これ以上反発させてはいけませんってことになっているので、見方を変えればどのヘッドでも飛距離性能は大差ないという見方も出来てしまいます でもインパクト時の条件がプレーヤーによって違うので、使うプレーヤーによって飛ぶヘッドが変わってくるという現状です。飛びの3要素(初速・打出し角・スピン量)を揃えて芯に当てるという事が飛距離アップの条件ですが、この条件を満たす為に、また満たしている方がヘッドスピードを上げていく為に、必要な物がシャフトという事になります。
IMG_0063
ヘッドの反発する上限が決まっているということは、ヘッドスピードをや初速を上げる為にはシャフトの重要性はドンドン大きくなっていくはずです このシャフトの仕事をあえて大きく分けると
.悒奪匹寮能を生かす。
▲廛譟璽筺爾振りやすくする。
ヘッドスピードをあげる。
本当にザックリ分けるとこの3つかなと思います。 この中で´△亡悗靴討魯ぅ瓠璽犬靴笋垢い隼廚Δ里任垢、僕が可能性を感じているのはに関してなんです。 これは現状でも軽さや長さではなく同じ重さでも1〜2くらいスピードの変わってくる事があります。あくまでも個々のプレーヤーによってその挙動は違うので法則的なものはありませんが実際に起こっている現象です。皆さんも知っているある男子プロはハッキリと、このシャフトはスピードが落ちる・上がるとテスト段階で認識しています。また来春にはフジクラさんから発売される予定のシャフトは短いレングス(通常のヘッド重量)でスピードの落ちないシャフトを開発しています。これはクラブ長が短くミート率が上がっていくのにスピードが変わらないという事は実質的なスビートアップの効果になります。反対にクラブ長が長くなるのにミート率が落ちないシャフトも幾つか頭に浮かびます。

このようにヘッドでの仕事とシャフトでの仕事を分けて上げながら1つに融合させていくと今までにない飛距離や安定性がえられるかも知れません 特にシャフトに関しては重さ・EI・硬さだけではなく太さや重量配分も素材の進化に伴って自由度が上がっていますので、これからのシャフトに注目していてくださいね


streetmedia at 19:55|PermalinkComments(1)

2018年11月28日

UT

先週? いや先々週から久しぶりに酷い風邪を患いました。扁桃腺もはれて40度近い熱も出て1つ予定していた撮影もキャンセルしなければならないほどに。皆さんもお体には気を付けてくださいね


さて本題です


UT(ハイブリット)の登場そして認知されてから20年以上の時が経過していますが、いまだに進化を遂げているというのかクラブの方向性が幅広く比較しにくいクラブでもあると思います。この傾向はアイアンにも起こりつつありますが、UTの場合FWからの流れなのかロングアイアンからの流れなのかによってシャフトやヘッド重量も含めて全く違うクラブになっています。っていう事はそれを踏まえて自分はどちらのタイプを望んでいるのかをハッキリさせないと使いやすいUTには辿り着かないという事です。


そんな中でJUSTICKさんから発売されているIMG_0060このUTは現状で34度まであり今後もっとロフトの大きいモデルも作っていく予定なんです

こういったモデルが他のメーカーさんからも登場してくれるとセッティングの幅が今まで以上に広がっていくと僕は思っています。こういうロフトの大きいUTを見るとヘッドスピードの遅い人用と考える方が多いですが、勿論それも多く飛び系アイアンの上の番手として使いやすいです。でもそれと同じくらいロングアイアンが苦手(同じキャリー・高さに打てない)なのはヘッドスピードに関係なく一般的に多い悩みの一つですし、見方を変えると7番アイアン位まで打感や操作性を重視したヘッドを使い、打てなくなった距離からは違うクラブにするという選択肢も生まれてきます極論を言えばグリーンを狙うクラブはウェッジ的な流れ。その上はこういうUT。その上はFW的なUT。そしてFW。というハッキリと仕事がわかるセッティングも可能になってきます 

僕はセッティングを考えるのがとても好きなんですが、1打でも少なくしようとした時は14本の中で無駄な物は1つもあってはいけません。こんな時にはこれを使えるという妄想と実体験を繰り返しながら、最高のパフォーマンスのクラブを集めるのではなく、最低の結果の水準の高いクラブを集めていくことが近道と言えるかもしれません。 かなり極端な発想ですがスイングではなくスコアに真剣に向き合うとそうなっていくことがアマチュアゴルファーにとっての近道かもしれないですよね 何度も「かもしれません?」って言うのは違う楽しみ方も魅力的だからなんですが

何にしてもこういうカテゴリーのクラブがドンドン増えていくことを喜んでいます







streetmedia at 16:20|PermalinkComments(1)

2018年11月20日

苦手なお仕事

僕の中で一番苦手な?苦労する?悩まされる?お仕事があります


でも逆にある意味では一番多い内容かもしれません。。。


そのお仕事とは
IMG_0057

雑誌でのシャフト解説のお仕事なんです。

もちろんメディアでの仕事をさせていただいてから20数年、毎年沢山の試打機会を作っていただいてきて僕の土台にもなっている部分なので、僕にとってはとても大切なお仕事ですし大好きなんですが、誌面の内容を煮詰めていくときに全体でマップを作るとか弾き・粘りの度合いを表現していくときには更に苦労するんです。

ヘッドやグリップは色々なタイプのゴルファーが試しても似た傾向の感覚を見つけやすいのですが、シャフトに関しては全く違います。何せロボットだってインパクトを調整しないといけない位デリケートだし、同じEIでも材料が違えばフィーリングは変わるしスイングタイプによっては全く違う結果になるのがシャフトなんですよね。 それを誌面の限られたスペースの中で、出来るだけ判りやすく誤解のないように伝えていくかに苦労するんです。

立場が変わって出版する側や編集さんの気持ちになれば・・・
スライサーにはこれ。フッカーにはこれ。飛ぶのはこれ。  みたいにスッキリ分けて欲しいとは思うんですが・・・

「そんな簡単にはいかないよね」

って事で20数年続けている今でも頭を悩ましているんです。 なので僕の場合は担当の編集さんと始める前に「何を一番伝えたいか?」を相談させてもらって出来る限り条件(打ち手の)も表現しながら進行させていっています。それでも毎回もっと上手に伝えられたんじゃないかなという不安な気持ちが起こらなかったことがないのも正直な気持ちなんです。

僕の中ではここ数年特にシャフトに対する注目度が高くなっています それはヘッドの規制があるなかで飛距離に対して挑戦できるのはシャフトの方が自由度が高いからなんです。特に各メーカーさんの中で全数検査(CT値)が当たり前的になり、ヘッドの弾きの差がない今は特に最大飛距離に対してはシャフトだと思っています。もちろん自分のスイングタイプに合うヘッドを使っているという前提の中でですが、なので雑誌での企画では読んでいただく皆さんに誤解を招くようにはしたくないし興味を抱いていただけるようにしたい気持ちが強いんですよね。 なので僕の登場している企画を読んで頂くときは、結果が出やすい色々な条件が散りばめられているはずなので探してみてください。そしてもし興味を持ったシャフトがあった時は、実際に試してお店の方と相談していただければと思います。そうしていくと食べログ?何だったっけ食べ物のサイトで自分の好みと似た味覚の人のコメントを有効利用するって話を聞いたことがあるので、ゴルフ雑誌でも同じような事ができるかも知れませんからね

とにかく担当編集さんと頭を悩ませながら作っていますので(違う企画でもですよ)読んで参考にしていただけたら嬉しいです。






streetmedia at 17:53|PermalinkComments(1)
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