2019年01月18日

ROMARO & ATTAS FF

先日作らせていただいたアイアンのお話しです。


そのアイアンがこちら
IMG_0233IMG_0234












まずはヘッドのお話から。僕自身が経験から思う事の一つにアマチュアゴルファーにとって一番恩恵を受けられる構造がポケットキャビティだと思っています。その大きな理由は重心の深さと低さで中空構造よりもすっきりとした形状で作りやすいです。 そんなポケットキャビティーの中にも色々なサイズやロフト設定があるのは皆さんもご存知だと思います。 そしてこのROMAROさんのVシリーズに関して言うと、コンパクトなヘッドサイズで重心も極端に低くなっていない稀なヘッドなんです なのでヘッドスピードの速い方やコンベンショナルなヘッドからの移行がとてもスムーズにしやすいヘッドです。なのでお店でもとて重宝して使わせていただいています


そしてシャフトの話ですがATTAS FFを語る前によく聞かれる事について少しだけお話させてください。それは「スチールとカーボンどっちが良いの」っていう質問です。僕自身の答えを正直に言うと現状これだけスチールシャフトの種類(重さ・剛性分布)が出ているとカーボンの優位性を上げていくのは価格も考慮しても100g前後の重量帯の中では難しいところだと思います。 逆にスチールシャフトの選択も難しい位です。もちろん軽量帯ではカーボンの優位性は高いと思いますが。そんな中で難しく一番ニーズの高い重量帯でカーボンシャフトのメリットを上げていくと
設計重度の高さに尽きると思います。この設計重度の高さを理解した上でどう使っていくかによって評価が分かれてしまいます。 メーカーさんでは目的をもって設計をしてブランド展開しているので使い方(作り方)を間違えてはその特性が逆に使いにくくなってしまうという部分も理解していて欲しいところです。 本題に行く前の話が長くなってしまいましたが このATTAS FFシリーズの特性は重量フローと先端剛性の高さになります。 重量フローのシャフトと言えばフジクラさんのMCIブラックもそうですがロングアイアンを振りやすくショートアイアンは狙いやすくする安定させるのがメリットと言えます。そこに番手の求める仕事によって剛性に変化をつけて弾道の最高到達点をそろえていけるのも魅力です。 またATTAS FFはシャフト番手の設定がないので硬さや重さも細かく合わせられるメリットもあるんです(作り手にとってはありがたい) なので今回制作させていただいたクラブの狙いは軽量化・入射角の変化によって起こる弾道変化の緩和・体への負担軽減をしながら振り感に違和感を感じさせないというイメージで作らせていただきました。 完成後に練習場で初打ちをしていただいた感じては違和感もなくコースでの結果に高い可能性を感じてもらっていたので安心したところです

僕個人の考えですがナショナルブランドとパーツブランドの魅力は違うところだと思っています。細かく中には特徴的な特性を持ったパーツ。それを組み合わせていくことで自分にとって最善のクラブを作っていくのがパーツの楽しみの一つなので、お近くのお店で妄想の段階から楽しんで欲しいなって思います。




streetmedia at 13:17|PermalinkComments(0)

2019年01月15日

テーラーメードさんから

M5.M6シリーズが発表されました。僕自身はまだカッチリと試打していないので、その部分は次回にさせていただき気になったテクノロジーについて少し取り上げさせていただきます。


IMG_0231今回の発表会で色々と衝撃的な?言っていいの?という発言がありました。それはツアー選手の使っているヘッドはテーラーさんの中でツアースパイシーと呼ばれている弾く物を使用している。






そしてそれを超えていくものが今回のMシリーズという事実 もちろんこれ以外にもハンマーヘッドスロットの効果でスイートエリアが60%アップしたり調整機能がより充実したりしていますが、とにかくこのルールギリギリのヘッドを市場に供給できるテクノロジーがこれです。IMG_0214
いったんルールを超えたヘッドを作った後に、このフェース下部の2つのポケットにレジンを注入してルール内に収めるんです。これは1つ1つのヘッドを計測して注入していくので全てが同じ注入量ではないということです。 これは僕の勝手な想像ですが今後スーパーツアースパイシーとか出てくるのかななんて思ってしまいます。

何にしても魅力的なヘッドであることは間違えありません



IMG_0219またこのシリーズからFW・UTにもツイストフェースが採用されました。これでわかるようにこのテクノロジーは一定以上の効果が実証された証になると思います。 ドライバーとは若干ツイストの角度が違いますが飛んで曲がらないクラブ作りを追及している部分だと思います。








そして余談ですが今回発表されたM6のテクノロジー(ソール中央後方に大きなウエイト46g)と聞いて
IMG_0217IMG_0230











ぱっと頭に浮かんでしまったのがリョーマゴルフさんのD-1ドライバー。 このヘッドも当時ソール中央後方(出っ張っているところ)に大きなウエイトを配置して飛距離で話題になりました。 そんなイメージがある僕は打つ前から、そこにギリギリの反発でスイートエリアの広いM6に魅力を感じて妄想が始まってしまっいます

ゆっくり試打したら結果をUPさせていただきますね




streetmedia at 19:44|PermalinkComments(2)

2019年01月10日

TENSEI CK Pro Orange


待ち望んでいた方も多いんじゃないかというシャフトの先日発表会がありました。

そのシャフトは三菱ケミカルさんの
IMG_0202









TENSEI CK Pro Orangeです

PGAでは、あのプロもこのプロもと目に焼き付いていると思います。 アメリカでは比較的に価格を抑えたTESEIシリーズとPROシリーズに分かれて販売していました。スペックも重たい物からしかなかったのですが、日本では50g台のRから用意されています

ではどんなシャフトかというと三菱ケミカルさんの代表的なモデルDIAMANAシリーズの系譜ではなく、FUBUKI+KUROKAGE÷2のような系譜なんです。冷静に考えればどちらも日本で定着はしていますが元を辿れば逆輸入のシャフトなので納得のところです。 特徴的なのは手元の作り方だと思います。簡単にお話しすると、手元にタングステンプリプレグとカーボン/ケブラーのハイブリッドクロスを配置することで絶妙の撓り感と安定感を感じさせてくれます また少しカウンターバランスになるので大型ヘッド(高慣性モーメント)をスピード感を落とさずに振れるイメージです。メーカーさんに聞いたところでは、PGAの選手たちはカウンターバランスだからと言って長さを長くすることはせず同じ長さでバランスを軽くなった状態で使用しているとのことでした

僕のイメージ(思い込み?)でPGAの選手たちに好まれるシャフトの多くは手元剛性の高い物が多いと思っていました。そのあたりも聞いてみると実際にその傾向は強く理由の一つとしてボールスピードを上げやすい傾向だからなんですが、その代わりに先ほどお話したシートの配置で剛性の代わりに重さという対応で「撓りとスピード」を両立させたことが多くのプロの支持を得ている理由のようです

僕個人的な好みもありますが、三菱ケミカルさんのタングステンプリプレグを使ったシャフトの挙動がとても良く感じているので、当然このTENSEIも好みのシャフトの一つです。 切り返しで手元側の撓りを感じてインパクトではヘッドが開く方向に動きにくいので厚く強いインパクトになりやすいのも好みの理由です 手元側のしなるシャフト(先端の硬い)には少ない挙動の一つだと思います。2月上旬から発売されるそうなので興味のある方は是非試してみてくださいね


streetmedia at 20:32|PermalinkComments(0)
記事検索
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ